みつばちになりにけり①
こんにちは。
朝起きたら、突然、自分が蜂になっていた!
なーんて、ごくまれにありますよね?
先日、ついにわたくしも朝起きたら蜂になってました!
いや~びっくりしましたねぇ~
蜂になるもんなんですねぇ~
いや~ なる なる なんて聞いていましたが、
まさか自分が蜂になるなんて思ってもいませんですからねぇ~
初体験でございます。
今回はそんなお話しです
興味が少しでもあれば読んでくださいな。
そんな事あるわけないじゃろがいっ!と思う方はご遠慮くださいませ…………。
とりあえず、どーしよー? から、はじまります 蜂なので………
人間に戻れるのだろうか?
どーやって人間に戻れるのだろうか?
ぜんぜんわかりません。
ぜんぜんわかりませんのです。
とりあえず、しょーがないので、お腹が減ったのでご飯を食べようと外へでます。
花の蜜の香りを目指してぶ~んと飛び続け・・・
なんだかメチャメチャ花の蜜の香る所へたどり着きました・・・・。
中に入ってみます。
ぶ〜〜〜〜ん・・・・・
めちゃめちゃ綺麗やがな❗️
蜜、吸たいホーダイやー❗️
なるほど!バラが今が旬なんですねっ❗️
いただきまーーーす❗️
綺麗だねー❗️
うめぇ〜
ちょーうめぇー
バラ 最高っす❗️❗️
へぇ~ バラのトンネルなんすね〜
こっちの方はどーでっしゃろかー?
この花もうめぇ〜❗️
うまいやがなぁー❗️
名前を知らんけど、ちょーうめぇ〜❗️
フゴフゴ・・・・・
美味しい蜜を吸うのに夢中です
そこは蜂にとって楽園です
とっても綺麗な花々が咲いています
とっても綺麗でとっても美味しいのです
蜜を吸うのに夢中になっていると・・・・
とても低い音が近づいてきました・・・・
とても低く・・・・重厚感のある音でした・・・・
その音がだんだんと近づいてきます・・・・
「ぬおっっっっ!」
「くまんばちさんやんっ」
「くまんばちが来よったでぇ〜!」
わたくしは、ハチと言ってもミツバチです
さすがにくまんばちさんにはかないません
逃げることにします・・・・
「いや〜 そっすよねぇ〜」
「この花の蜜、めっちゃうめぇ〜っすよね〜 」
「さすが!お目が高い!」
「くまんばち先輩っ! さすがっす!」
「いや〜!お目が高いわ〜!」
「先輩さ・す・が!尊敬しますわぁ〜」
「めちゃめちゃうまいっすよね〜」
「この花、なんて言う花なんすかねぇ〜?」
「うめぇ〜っすよねぇ〜!じつにうめぇ〜!」
いまだ!逃げろ〜!
ぶ〜〜〜〜ん・・・・・・
とくにこちらに興味はなさそうでした
蜜を吸うのに夢中みたいでした
くまんばちかどーかさえ、よく分かりません。
ただ、デカくて羽の音が低く恐怖を感じたのは言うまでもない・・・。
「怖いなぁ〜 でっけぇハチもいるもんだなぁ〜」
「次はどこ行こうかなぁ〜」
あっ! ミツバチがいっぱいいるー
あそこ行こう
「あたいも混ぜておくれやすぅ〜」
ぶ〜〜〜〜ん・・・・
とくにこちらに興味もなく皆様、夢中で蜜を吸っておられました。
そうこうしてるうちに、お腹がいっぱいになりました。
「あぁ〜 お腹いっぱいやぁ〜」
「よは満足じゃ」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・どないしよう」
「・・・・どないすんねん」
「さすがに人間に戻りたいぞ」
「・・・・・・・・・。」
「とりあえず、この楽園を回ってみるか・・・。」
そう言うと再び飛び出した・・・・
ぶ〜〜〜〜ん・・・・・・。